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古い素材と新しい素材の共存

「リフォーム」は、古い素材と新しい素材のバランスを考えた共存

また別に、「リフォーム」と「新築」とが大いに異なる点がもうひとつあります。
簡単にいえば、まっさらな場所に「一、二の三」で、いっせいに真新しいものをどんどん造りあげていくのが「新築」であるのに対し、「リフォーム」は、もとの古い素材に、新しい素材を足し合わせていく作業だという点です。

あたり前の話ですが、このふたつのバランスをとるのが、じつに複雑で難しい。
それも、お客さまからの要望を汲みいれながらの作業となると、なおさらです。

「新築」なら、「では、こうしましょう」と、あっさり応えられるような要望でも、「リフォーム」の場合、理論上、不可能なことや、それに近いケースも無数にあります。

そんなときには、お客さまに内容を伝え、納得を得るという新しい宿題も待っています。

専門家でないお客さまからすれば「なぜ、できないの?」という疑問もあるでしょう。
それをひとつひとつわかりやすく説明して、納得を得なければ先に進むことはできません。

特に、医療の世界で言われる「インフォームド・コンセプト」に近いかもしれません。

建築の側を医者にたとえるなら、お客さまは患者です。もちろん命の重さといっしょにはできない次元の違う話ですが、「家」にかかわる大切な内容だからこそ、お客さまも真剣です。

納得できなければ、決して「OK」を出さない難しさの点だけから考えると、まったく同じなのです。本来の仕事以外にも、こんな難しい宿題をかかえて、時間ばかりがとられます。

さて、そんなときにも、宿題をいち早く解決するのは、やはりベテラン中のベテランなのです。じつに豊富な知識力がものをいいます。それも長い年月の実践で身につけてきた経験に基づいた自分だけの知識です。

20年以上たずさわったベテランともなると、こうした知識を知らず知らずのうちにいくつも身につけているものなんです。これを元に、いくつもの解決策を提案し、お客さまを納得へと導くことができるのです。

あなたの家はいかがですか?
「あんなふうに変えたい」、「こんなふうにしたい」と、そんな希望はありませんか? 最初は、ほんのささいな思いつきでかまわないんです。どんな思いつきでも、まずは、気軽に建築関係の専門家に相談することをお勧めします。きっと、いろいろな具現化の提案で、あなたの思いつきをふくらませてくれるはずです。

それをきっかけに、あなたの夢もどんどん広がっていくと思います。

そして、ぜひ、実現させてください!

執筆者:馬木浩重&笹沢竜市

馬木浩重(うまきひろしげ)PROFILE

愛媛県新居浜市出身。
工学院大学工学部建築学科卒業後、昭和50年から大和ハウス工業に勤務。
そこで、注文住宅設計、街づくり、住まいコーディネート、造成開発等、さまざまな仕事にたずさわる。

平成10年に独立し、1級建築士事務所(有)ヒューマンを設立。
個人住宅、集団住宅の設計を手がける。
国内外のランドスケープ関連プロジェクト、都市計画などを多数こなす。

1級建築士、1級建築施工管理技師、インテリアプランナー、宅地建物取引主任者、住宅性能評価員、日本建築学会員、住宅設計連合会員、AAPメンバー、エクステリア&ガーデンアカデミー選任講師、日本ガーデンデザイナーズ協会(JAG)設立メンバーで理事など……住宅設計におけるさまざまな肩書きを有している。