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本物に魅せられて建てた。本格南欧スパニッシュスタイルのビルトインガレージハウス

東京は世田谷の街角に、お城のようなかわいい外観で存在感をアピールしている家だ。夫妻はS氏が赴任していた米国でスペイン住宅と最初に出会い、その後スペインを訪れ本物の住居を見学し、改めて魅せられたのだそう。しかし日本に戻り街中などで見かけるスペイン風住宅は、S氏が抱いていたイメージとかけ離れたものばかりだった。そんな時、「つるおか工務店」のスペイン風住宅が掲載されている記事を見つけた。

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きれいな暖色系の外壁に、半円形のスペイン瓦をのせたお城のような可愛い家。バルコニーの不規則な曲線やテラコッタの素朴な風合いが、全体的にやわらかな印象をあたえる。東京の世田谷でありながら、スペインに迷い込んだような気分にしてくれる住まいだ

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リビングの一角に設けられたキッズスペースは、子どもの大好きな遊び場だそう。出窓の前の黄色いソファは、家具に合わせて造り付けたもの。ソファの座面下は、すぐに片づけられるようオモチャの収納場所になっている

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フロア全体がオープンにつながるLDKは、大きな空間でも全館24時間換気システムを取り入れているので快適だ。キッチンからはキッズスペースまで見渡せるので、子どもの遊ぶ様子も見守れる。勾配天井に天窓を設けたリビングスペースは、もてなしの場に明るさと開放感を演出している

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地下階に設けた広々とした子ども部屋は、将来2部屋にできるようにと出入り口を2箇所に設置。地上に通じるドライエリアから光を取り入れている為、地下とは思えない明るさを確保している

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まるでリゾートホテルのような、おしゃれでかっこいいガラス張りのバスルーム。モザイクタイルのラインで、白と水色のタイルを貼り分けた壁面が素敵。水色のタイルはスペイン製で、先輩オーナー宅を見学した時に気に入ってしまったものだそう

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スペイン製の手づくりテラコッタタイルを敷いた玄関アプローチ。玄関に上がる段差部分にも、可愛いモザイクタイルが貼られている。アプローチからスペイン瓦の庇で覆われたアーチ型の玄関ポーチまで、全体が綺麗にコーディネイトされていて、まるで一軒家のレストランのよう

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スペイン製テラコッタタイルの、自然で素朴な色合いが調和している1階ホールと階段。階段には、やはりスペイン製のモザイクタイルがアクセントとして貼られている

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調湿性のある珪藻土の壁と、メープル材フロ-リングをインテリアのベースにした寝室。レースのカーテン越しに差し込む柔らかな光が、部屋全体を優しく包み込む

床面積 156.72m2 / 47.4坪
工法 2×4、2×6(木造2X4工法)
所在地 東京都世田谷区
コンセプト 本物に魅せられて建てた。本格南欧スパニッシュスタイルのビルトインガレージハウス
施工会社 有限会社つるおか工務店