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住むための「土地利用」を考えてみよう!

土地のうえに住宅を建てて「住む」ということも、りっぱな土地利用の一つです。

それでは、「住む」ことを基点で考えると、どんな点に目を向ければ良いのでしょう。

大局的にみれば、利便性、周辺環境、交通の便などが関係するのは言うまでもありません。

さらに、土地そのものに目を向けて見ましょう。

まず、重要なのは、土地さえあれば、どんな建物でも建てて良いということではありません。

地域によっては、建物を建てられる地域と建てられない地域を指定されていることもありますし、建てられる地域でも用途に応じた建物の種類や規模の制限を受ける場合もあるのです。




また、住むためのライフライン(電気・ガス・上下水道など)の施設が整っていなければ、住宅としての基本機能はなし得ません。

しかも、土地は、建物を建てるための土台となるものです。

土地には、平坦なものばかりではなく、盛土や切土などの造成、
擁壁(ようへき)処理などを施さなくては建たないものもありますし、
軟弱地盤などでは杭入れや地盤改良が必要な土地もあるわけです。

このようなことから、住宅としての土地利用を考える際には、
「住宅そのものが建てられるのか」、「どんな住宅なら建てても良いのか」という根本的な視点から
目を向ける必要があると言うことです。

土地と道路との関係

土地の利用に関して、大きな要因になるものが「敷地と道路との関係」です。

利用する土地と道路が「どんな関係性を持ち、どんな制限があり、どんな状態なのか」
と言ったことが、住宅に限らず建物を建てる際に大変重要な要素になります。


公道と私道って何が違うの?

道路と言っても、一見しただけではわからないことが多くあります。

道路とは、土地の利用形態の一つであり、建物を建てる際と同様に使用制限を受けることがあります。

道路を「公道」と「私道」に分けて、その違いを見てみましょう。

(公道)

公道は、文字通り公(おおやけ)の道路であり、国や地方公共団体が所有・管理しているものです。

「天下の公道」と言われるとおり、誰もが自由に行き来できるため、
住宅地としての通行利用の点においても大きな制限(※)が少ないことが特徴です。

(※)道路属性によっては、公道でも通行使用制限を受けることがあります。


(私道)

私道は、文字通り私(わたくし)の道路であり、
個人や会社などが(共同)所有・管理しているものが通常です。

基本的には「私有地」であり、公道と違って誰でも自由に通行できるわけではありません。

従って、土地に接している道路が私道の場合、私道持ち分や負担の有無、使用制限の状況などによって、土地利用の点においても大きな制限を受けることがあるので注意したいところです。

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