大阪市の空き家売却におすすめの業者8選|選び方やコツも解説
- 更新日:2026.10.26
大阪市の実家が空き家になったものの、「マンションの空室を、売るのか貸すのか迷っている」「家財や遺品が残ったままでも売れるのか」と迷っている方もいらっしゃるでしょう。
大阪市は、24の区からなる政令市です。空き家率は約16.1%と、全国の平均を上回り、空き家の約69%は賃貸用のマンションなどです。西成区・生野区のように空き家率が2割を超える区、此花区・城東区のように使われないまま残る家が多い区、阿倍野区・大正区のように一戸建ての割合が高い区、中央区のように売却用が多い区と、区ごとに、空き家の事情が違います。
売りにも貸しにも出ていない「その他の空き家」は、約25%(約7万4,100戸)あり、売り方を考えるうえで、物件のある区の数字を押さえておくことが大切です。
ここからは、大阪市の空き家売却におすすめの8社を、特徴とあわせて順に見ていきます。24区ごとの相談先の目安は、記事の後半にまとめています。
物件の状態と、売り方の希望に合う会社を選ぶ手がかりにしてください。
大阪市の空き家を売るときは、物件のある区、マンションか一戸建てか、家財や遺品が残っているか、相続登記が済んでいるかを先に整理しておくと、会社ごとの提案を比べやすくなります。
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- 大阪市の空き家売却におすすめの業者8選
- 大阪市のおすすめ売却業者①:だんらん住宅株式会社
- 大阪市のおすすめ売却業者②:株式会社ライズ(センチュリー21ライズ)
- 大阪市のおすすめ売却業者③:イーアス不動産株式会社
- 大阪市のおすすめ売却業者④:株式会社ダスノン
- 大阪市のおすすめ売却業者⑤:株式会社 岡本
- 大阪市のおすすめ売却業者⑥:株式会社ホワイトマルベリーホーム(ハウスドゥ 玉造駅前)
- 大阪市のおすすめ売却業者⑦:サンヨーホームズ株式会社 リニューアル流通事業 大阪本店
- 大阪市のおすすめ売却業者⑧:株式会社カチタス 大阪店
- 大阪市の空き家に関する数字と、売却に関わる地域の特徴
- 大阪市の空き家売却で、会社選びの軸になる4つの点
- 大阪市で空き家を売る方の、よくあるご相談
- 【まとめ】大阪市の空き家は、複数の提案を見てから売り方を決めよう道
大阪市の空き家売却におすすめの業者8選
関心を持った会社には、査定を依頼して、価格や進め方の違いを確かめましょう。
しかし、複数の会社に別々に相談するのは、時間も労力もかかります。
そのうえ、提案が1社分だと、比べて判断することができません。
手間を省く方法が、一括査定サイトを使って、複数社の提案を並べて比べることです。
「タウンライフ空き家解決」は、会社を一つずつ探す手間を減らせる、無料の依頼サービスです。大阪市の物件でも、1分ほどの入力で複数社に依頼できます。
仲介の価格と、買取の条件を比べると、納得できる売り方が見えてきます。
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大阪市のおすすめ売却業者①:だんらん住宅株式会社
だんらん住宅は、北区天神橋に拠点を置き、大阪市内全域を対象に売却の相談を受け付けている、1998年設立の不動産会社です。仲介のほか、買取、買取保証付きの仲介、リースバックなど、複数の売却方法を用意しています。
物件や事例には、城東区、阿倍野区、淀川区、鶴見区をはじめ、大阪市の24区すべての地名が並び、どの区の物件でも、近いエリアの取引を確かめながら相談できます。査定実績には、天王寺区のマンションが並び、天王寺区のマンションを1月に相談して、2月には売却が決まった売主の声もあります。営業は10時から18時で、定休日は水曜日です。
だんらん住宅を大阪市の売却先として検討する理由
24区それぞれの取引を、地名で確かめられる会社です。自分の物件が、都心のマンションでも、南部や東部の戸建てでも、複数の売り方(仲介・買取・買取保証・リースバック)を、同じ会社の中で比べられます。区外の物件でも、まず査定を依頼して、売り方の違いを確かめてみましょう。
だんらん住宅の基本データ
だんらん住宅の特徴が合う人
- 大阪市内のどの区の物件でも、取引事例を見て相談したい人
- 仲介・買取・買取保証・リースバックを、同じ会社で比べたい人
- 売却のスピードと、売却価格のバランスを相談したい人
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大阪市のおすすめ売却業者②:株式会社ライズ(センチュリー21ライズ)
センチュリー21ライズは、株式会社ライズが運営する、センチュリー21の加盟店です。北区天神橋にあり、天神橋筋六丁目駅から徒歩5分。営業は20時までで、仕事帰りにも相談しやすいのが特徴です。
スタッフが、相続や住み替え、任意売却、空家活用、投資用まで、幅広く対応します。販売物件には、天王寺区上本町6丁目のマンションも載っています。定休日は火曜日・水曜日です。
大阪市で空き家を売るならライズをどう見るか
平日の昼間に時間が取りにくい方が、夜の20時まで、相続や住み替えの相談をできる店舗です。北区の物件はもちろん、大阪市内のほかの区の物件も、お気軽にお問い合わせください。買取や売り方の詳しい内容は、相談の際に確かめましょう。
ライズの概要
ライズで相談したい人
- 仕事の後の夜に、相談したい人
- 相続や住み替えの売却を、まとめて相談したい人
- 北区の駅近くで、対面で相談したい人
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大阪市のおすすめ売却業者③:イーアス不動産株式会社
イーアス不動産は、中央区谷町に拠点を置く不動産会社です。谷町六丁目駅から徒歩2分にあり、売買仲介とコンサルティング、不動産買取、不動産の管理を手がけています。
お知らせには、都島区の「クレアシティ京橋」で、売主から専任で売却依頼を受けたことなど、取り扱いのマンションの情報が載っています(2026年8月時点)。相続のページでは、相続した不動産の売却について、士業と連携して相談に応じます。
大阪市の空き家売却でイーアス不動産を候補にする理由
谷町六丁目の駅近くで、相続した不動産の売却を、士業の連携も含めて相談できる会社です。仲介と買取の両方を扱うため、売り方を比べられます。都島区のように、取り扱い情報の見られる区のほか、ほかの区の物件も、お気軽にお問い合わせください。定休日は、水曜日です。
イーアス不動産の連絡先と営業時
イーアス不動産を候補にしたい人
- 相続した不動産の売却を、士業の連携も含めて相談したい人
- 谷町六丁目の駅近くで、対面で相談したい人
- 仲介と買取を、同じ会社で比べたい人
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大阪市のおすすめ売却業者④:株式会社ダスノン
ダスノンは、都島区毛馬町に本店を構える会社です。リノベーションやリフォーム、賃貸住宅の原状回復工事を手がけながら、中古マンション・一戸建ての売買仲介も行っています。
リフォームから不動産管理、賃貸の退去立会い・原状回復工事・再募集までを、ワンストップで行ってきた経験を生かし、実家を賃貸に転換する費用やその後のコストも含めて、「売却」と「賃貸リフォームして保有する」場合を、フラットに比較して提案します。専属専任媒介にこだわらず、一般媒介でも売却活動を行います。
大阪市の空き家をダスノンに任せる前に知りたい点
売るのか、貸して持ち続けるのかで迷っている方が、費用の面から、冷静に比べるのに向いた会社です。都島区の店舗に、直接相談に行けます。建物のリフォームや原状回復まで任せたい場合にも、検討しやすい会社です。定休日は、日曜日と祝日です。
ダスノンの概要と連絡先
ダスノンを検討したい人の例
- 売却と、賃貸リフォームして持ち続ける場合を、比べたい人
- 建物の原状回復やリフォームも、あわせて相談したい人
- 都島区の会社に、直接相談したい人
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大阪市のおすすめ売却業者⑤:株式会社 岡本
岡本は、天王寺区との区境に近い、阿倍野区天王寺町北に事務所を構える不動産会社です。「大阪市天王寺区・阿倍野区・住吉区・東住吉区の不動産売却・空き家売却」を掲げ、創業から35年以上、地元大阪市で、不動産の管理・売却・仲介を手がけてきました。
売買・管理実績には、成約時期・築年数・広さ・価格が公開され、天王寺区悲田院町のマンションの成約実績も載っています。仲介のほか、早めに現金化したい方向けの売却や、事業用物件・オフィスの売却にも対応します。
岡本の特徴と、大阪市の売却との関わり
4つの区を、売却のエリアとして明記しているため、南部の区の物件でも、相談の入口が分かりやすい会社です。成約実績で、築年数や価格の目安を確かめられます。定休日は、お問い合わせ時にご確認ください。
岡本の所在地と窓口
岡本はこんな方に向いています
- 天王寺区・阿倍野区・住吉区・東住吉区の物件を、地元の会社に相談したい人
- 成約実績を見て、会社を選びたい人
- 空き家の売却を、仲介で進めたい人
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大阪市のおすすめ売却業者⑥:株式会社ホワイトマルベリーホーム(ハウスドゥ 玉造駅前)
ホワイトマルベリーホームは、天王寺区玉造元町でハウスドゥ玉造駅前を運営する不動産会社です。JR大阪環状線「玉造」駅から徒歩約1分の場所にあり、「天王寺区・東成区不動産売却サポート」として、売却の相談を受け付けています。
任意売却・相続・空き家・離婚・買取など、幅広い相談に対応します。売却方法は、仲介売却、最短14日で現金化できる即時買取、売却後も賃貸として住み続けられるハウス・リースバックの3つです。司法書士・税理士と連携した相談体制に加え、不用品の回収や遺品整理、残置物の撤去を行う連携業者も紹介します。
ホワイトマルベリーホームは大阪市の空き家売却でどう使えるか
天王寺区・東成区の物件を、駅近くの店舗で、事情に合わせて相談したい方に向いています。事情のある売却でも、専門家との連携や、荷物の整理の相談先まで、まとめて確かめられます。定休日は、火曜日・水曜日です。
ホワイトマルベリーホームへの問い合わせ先と所在地
ホワイトマルベリーホームを活用したい人
- 天王寺区・東成区の物件を、駅近くで相談したい人
- 相続や離婚など、事情のある売却を相談したい人
- 荷物の整理や、残置物の撤去も、あわせて相談したい人
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大阪市のおすすめ売却業者⑦:サンヨーホームズ株式会社 リニューアル流通事業 大阪本店
サンヨーホームズは、1969年に創立された住宅メーカーです。リニューアル流通事業では、住まいを買い取ったうえで、リフォームによって性能を高めて再販しています。大阪本店は、西区西本町にあります。
住み替えや相続、空き家の相談にも応じます。住まいを売却して資金を得ながら、賃貸として一定期間そのまま住み続けられるリースバック「活、我が家」も用意しています。
サンヨーホームズ リニューアル流通事業 大阪本店を候補に入れる理由(大阪市の場合)
仲介で買い手を探すより、会社に買い取ってもらって、早く手放したい方や、売却後も住み慣れた家に住み続けたい方に向いています。エリアや物件によって、対応できない場合があるため、物件の場所と状況を伝えて、対応を確かめましょう。営業時間は、お問い合わせ時にご確認ください。
サンヨーホームズ リニューアル流通事業 大阪本店のデータ
サンヨーホームズ リニューアル流通事業 大阪本店への相談が向く人
- 買取で、早く手放したい人
- 売却後も、賃貸で住み続けたい人
- 住み替えや相続の売却を、住宅メーカー系の会社に相談したい人
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大阪市のおすすめ売却業者⑧:株式会社カチタス 大阪店
カチタスは、中古住宅を買い取り、自社でリフォームして販売している会社です。大阪店は、2026年7月に、大阪府内で初めての店舗として、城東区に開業しました。
自社でリフォームする前提のため、築年数が古い家や、家財道具が片付いていない家でも、そのままの状態で売却できます。依頼から査定価格の提示まで最短3日、現金決済まで最短3週間です。
大阪市の空き家売却でカチタス 大阪店を候補にする理由
荷物が残る家や、築年数の古い家を、手間をかけずに手放したい方に向いています。仲介で売り出した場合の価格と並べて、手元に残る額と手間の違いを比べましょう。高額な物件や土地のみ、居住用でない物件、営業エリア外の物件は、査定額を示せない場合があるため、物件のある区が対象かどうかは、お気軽にお問い合わせください。
カチタス 大阪店の連絡先と営業時間
カチタス 大阪店を候補にしたい人
- 家財が残る家を、そのままの状態で売りたい人
- 築年数の古い家を、早く現金化したい人
- 仲介の価格と比べるための、買取の目安がほしい人
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大阪市の空き家に関する数字と、売却に関わる地域の特徴
総務省が行った令和5年の住宅・土地統計調査によると、大阪市の住宅は約182万7,900戸、空き家は約29万4,600戸で、空き家率は約16.1%でした。全国(13.8%)を上回ります。
賃貸用が約20万4,000戸で、空き家の約69%(計算)を占めます。「その他の空き家」は約7万4,100戸(約25%)、売却用は約1万3,100戸(約4%)です。一戸建ての空き家は約3万6,700戸で、空き家の約12%です。なお、戸数は標本調査の推計で、10戸単位に丸めた値です。
大阪市の全24区の空き家率と内訳(区別の一覧)
大阪市は24区に分かれ、空き家の状況は区によって違います。空き家率は、最も高い西成区の約25.9%から、最も低い北区の約11.1%まで開きがあります。空き家のうち、売りにも貸しにも出ていない「その他の空き家」の割合が最も高いのは此花区(約46%)、一戸建ての割合が最も高いのは阿倍野区(約25%)です。
2023年の数字で、戸数は標本調査にもとづく推計(10戸単位)です。割合は、戸数から計算しています。小さい区では、数字のぶれが大きくなります。
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」の市区町村別集計(e-Stat)大阪府全体の空き家買取の傾向は、大阪府の空き家買取の特徴と業者の選び方で解説しています。
空き家率は、西成区と生野区が2割を超え、北区・鶴見区・西区は1割台前半
24区の空き家率は、区によって大きく違います。2割を超えるのは、西成区(約25.9%)と生野区(約22.8%)の2区です。中央区(約18.4%)、東住吉区(約18.2%)、旭区(約18.1%)、港区(約18.0%)、浪速区(約17.9%)、大正区(約17.7%)、都島区(約17.0%)、此花区と住吉区(各約16.9%)、東淀川区と平野区(各約16.4%)は、市の平均(約16.1%)を上回ります。
東成区(約14.8%)、天王寺区(約14.7%)、淀川区(約14.6%)、阿倍野区(約13.8%)、住之江区(約13.6%)、西淀川区(約13.4%)、福島区(約13.0%)は、市の平均より低く、城東区(約12.6%)、西区(約11.5%)、鶴見区(約11.3%)、北区(約11.1%)は、1割台前半です。
使われないまま残る家は、此花区・城東区・大正区・東住吉区・阿倍野区で多い
売りにも貸しにも出ていない「その他の空き家」の割合が高いのは、此花区(約46%)、城東区(約37%)、大正区(約35%)、東住吉区(約34%)、阿倍野区と西淀川区(各約33%)、東淀川区(約31%)、旭区(約29%)です。戸数では、東淀川区が6,340戸と最も多く、西成区(5,730戸)、生野区(4,900戸)、淀川区(4,780戸)、東住吉区(4,760戸)、城東区(4,520戸)が続きます。
一方、中央区(約10%)、浪速区(約14%)、西区(約15%)は、「その他の空き家」の割合が低く、東成区・天王寺区・鶴見区(各約20%)も低めです。こうした区は、空き家の大半が賃貸用のマンションなどです。
一戸建ての空き家が多いのは、阿倍野区・大正区・城東区・東成区・旭区
一戸建ての割合が高いのは、阿倍野区(約25%)、大正区(約22%)、城東区(約21%)、東成区(約19%)、旭区(約18%)です。戸数では、西成区(3,120戸)、生野区(3,000戸)、城東区(2,570戸)、淀川区(2,420戸)、平野区(2,400戸)、阿倍野区(2,230戸)が多くなっています。
反対に、浪速区(約3%)、中央区(約3%)、西区(約4%)、北区(約6%)は、一戸建ての空き家がわずかで、売りに出る空き家の多くはマンションです。福島区、此花区、港区、天王寺区、都島区は、各約10〜11%です。
売却用の空き家は、中央区が約13%で突出。都島区・旭区・阿倍野区・福島区が続く
売却用の割合が最も高いのは、中央区(約13%、2,220戸)で、市全体の売却用(約1万3,100戸)の約17%にあたります。都島区(約7%)、旭区・阿倍野区・福島区(各約6%)がこれに続き、生野区は割合は約5%でも、1,050戸と、中央区に次いで戸数が多くなっています。港区(約1%)、西成区(約1%)、此花区・東住吉区(各約2%)は、売りに出ている空き家が、わずかです。
売りに出ている空き家が少ない区では、売り出したときの物件が目立ちやすい反面、相談先を選ぶ段階で、その区の取引に詳しい会社かどうかを、確かめておくことが大切です。
区ごとに見る、8社の相談先の目安
物件のある区から、相談先を探しやすいように、8社を24区ごとに整理しました。「区内に店舗がある会社」は店舗の所在地、「対応エリアや実績から相談できる会社」は、対応エリアの掲載や取引事例から確認できた会社です。だんらん住宅は、大阪市内全域を対象に、24区すべての物件・事例を載せています。
対応エリアや取引事例は、各社が載せている情報の一部です。サンヨーホームズやカチタスは、対応エリアを区ごとには示していません。物件が対応の対象になるかは、各社に確かめてください。
市の所有者アンケートでは、今後の意向は「売却する」が最も多い
大阪市が2024年度に行った、空き家所有者へのアンケートでは、今後5年程度の意向として「売却する」が35.6%で最も多くなりました。賃貸や売却の課題としては、「リフォーム費用がかかる」(28.5%)、「住宅が傷んでいる」(24.7%)、「相談先がわからない」(21.0%)が挙がっています。早めに相談先を決め、所有物件の状態を、個別に見てもらいましょう。
除却補助は、密集住宅市街地の対策地区が対象。区ごとに地区が違う
大阪市は、老朽化した木造住宅が密集する市街地の改善を進めており、対策地区にある古い木造住宅を除却する場合は、「狭あい道路沿道老朽住宅除却促進制度」で、費用の一部の補助を受けられる場合があります。工事着手予定日の40日以上前の申請が必要で、交付申請の前に工事契約をすると、原則として対象外です。解体後の敷地の利用目的は、問われません。
対象になる地区は、区ごとに違います。たとえば、都島区では東野田町5丁目や都島中通、都島本通の一部が、天王寺区では上本町7〜9丁目の一部や細工谷、下味原町、東上町などが、対策地区です。ほかの区の地区や、補助率・限度額は、区役所や市のページで確かめましょう。解体するか、現状のまま売るかは、補助の対象になるかを確かめたうえで、不動産会社にも相談して決めます。補助や処分の方法は、空き家除却の基礎知識と補助制度も参考になります。
浸水の想定は、淀川・大和川・寝屋川に近い区や、低地の区で確かめる
大阪市は、区ごとに水害ハザードマップを公開しています。淀川の氾濫、寝屋川流域の氾濫、高潮、下水道からあふれる内水氾濫など、想定される水害は、区や場所によって違います。たとえば、都島区は平均海抜5メートルほどの低地で、淀川が氾濫した場合に、区内で最大5〜10メートル未満の浸水が想定されています。天王寺区は、大部分が上町台地の上にありますが、東側の低い場所では、寝屋川流域の氾濫や内水氾濫の想定があります。
リスクがあるだけで、売却できないとは限りませんが、買主への説明や価格判断に関係する可能性があります。マンションの場合は、階数や共用部分の浸水対策も含めて、売却活動でどう説明するかを、不動産会社に相談しましょう。
出典:大阪市「水害ハザードマップ(天王寺区)」
大阪市の空き家売却で、会社選びの軸になる4つの点
売却先選びで大切なのは、物件の状況を踏まえた提案ができるかどうかです。
チェックしたい点は、次の4つです。
- 物件のある区の売却や相談に、対応しているか(店舗が区外の場合は、対応エリアに入っているか、同じ区の取引事例があるか)
- 仲介・買取・買取保証・リースバックなど、複数の売り方を、同じ条件で並べて提案できるか
- 家財や遺品が残る家、古い建物、マンションの管理費、相続した家の事情を、聞いてくれるか
- 査定額の根拠、売却までの期間、費用の内訳を、具体的に説明してくれるか
仲介と買取を、同じ物差しで比べる
価格と手間のバランスを見極めるには、複数社の提案を、並べて検討することが大切です。
提案が1つしかないと、価格や条件を、他と比べることができません。
大阪市は、空き家の約7割が賃貸用で、マンションの空室が多い街です。一方、売りに出していない「その他の空き家」も、約25%あります。物件の種類や区によって、向いている売り方が違うため、会社ごとの提案の違いが、結果に影響します。
仲介でじっくり売るか、買取で早く手放すかで、手元に残る額が変わります。買取保証付きの仲介やリースバックもあるため、複数の提案を、同じ条件で並べましょう。売却と、リフォームして貸す場合の比較も、選択肢になります。
今回の8社は、売却と賃貸を並べて提案する会社、遺品整理の連携先を持つ会社、マンションの実績を公開する会社、自社で買い取る会社、住宅メーカー系の会社など、役割が分かれています。店舗が区内にあるのは、北区(2社)、都島区、中央区、西区、天王寺区、阿倍野区、城東区の7区で、残りの17区の物件は、隣の区の会社や、市内全域に対応する会社が相談先になります。現地の確認や鍵の受け渡しをどうするかを、最初に確かめておくと安心です。
大阪市で空き家を売る方の、よくあるご相談
確認書の申請先と、発行までの目安を教えてください
被相続人居住用家屋等確認書は、物件がある区の区役所で申請します。たとえば、都島区は区役所2階、天王寺区は区役所3階の、市民協働課が窓口です。ほかの区は、物件のある区の区役所で、窓口を確かめましょう。窓口に行く場合は、事前の予約が必要で、申請から交付までは7〜10日程度かかります。
要件を満たせば、相続した空き家を売ったときの譲渡所得から、最大3,000万円(相続人が3人以上の場合は1人あたり2,000万円)を控除できる場合があります。制度の詳しい要件は、空き家特例と3,000万円の特別控除で解説しています。適用できるかどうかは、税務署や税理士にも確かめましょう。
相続したマンションは、売るのと貸すのと、どちらがよいですか
どちらがよいかは、立地や築年数、修繕の必要性、管理費・修繕積立金の負担、ご家族の将来の利用予定によって変わります。駅に近いマンションは、賃貸の需要も見込めますが、貸す場合は、リフォーム費用や入居者対応の手間がかかり、将来売るときの条件も変わります。売却価格と想定賃料の両方を、不動産会社に出してもらい、手元に残るお金を比べてから判断しましょう。
家財や遺品が残ったままでも、売却できますか
家財が残ったままでも、売却の相談はできます。買取を扱う会社の中には、遺品や家財をそのままの状態で引き取る方法を用意しているところもあります。一方、仲介で売り出す場合は、内覧の前に片付けが必要になることが多く、費用と時間がかかります。どちらの方法が合うかは、残っている物の量や、ご家族が手元に残したい物があるかによって変わります。片付けの進め方や費用の目安は、空き家の整理の方法と費用相場で紹介しています。
区役所の空家相談窓口と、不動産会社は、どう使い分けますか
大阪市では、各区役所に、空家の相談窓口が設けられています。大阪市と協定を結ぶ不動産団体による、空き家の活用方法の提案も、区役所の窓口から申し込めます(提案書の送付まで2か月ほどかかります)。相続や管理、活用など、何から手をつけるべきか分からない場合は、区役所の窓口が、整理に役立ちます。一方、具体的な査定額や、仲介・買取の提案を比べたい場合は、不動産会社への査定依頼が必要です。目的に応じて、併用しましょう。
売却せずに、改修して活用する方法はありますか
大阪市には、平成12年5月31日以前に建てられた戸建てや長屋の空き家を活用するための、改修費用を補助する「空家利活用改修補助事業」があります。ただし、売却を前提としたものは、対象外です。3か月以上空き家であることや、一定の耐震性能を確保することなどの要件があります。売るか、改修して活用するかで迷っている場合は、区役所の窓口で制度を確かめつつ、不動産会社に、売却価格と活用した場合の見通しを出してもらい、比べてから判断しましょう。
出典:大阪市「空家利活用改修補助事業」空き家のお悩みは
タウンライフでまるごと解決!
\かんたん1分!ベストな空き家解決策とは?/
【まとめ】大阪市の空き家は、複数の提案を見てから売り方を決めよう
大阪市は、西成区・生野区のように空き家率が高い区、此花区・城東区のように使われないまま残る家が多い区、阿倍野区・大正区のように戸建ての割合が高い区、中央区のように売却用が多い区と、区によって、空き家の事情が違います。物件の種類と場所、状態を整理して、売り方の違う提案を、同じ条件で並べて比べましょう。
頼りになるのは、大阪市の状況を理解し、費用と手間を明確に示してくれる会社です。
売り方次第で、売れるまでの時間も、最終的な金額も動きます。目先の査定額だけでなく、手間と費用も合わせて、検討しましょう。
提案を集めてから、売る方法を決める
「大阪市の物件に対応する会社を、一つずつ調べる時間がない…」
「家財や遺品が残ったままの家でも、売れるのか確かめたい…」
「タウンライフ空き家解決」を利用すれば、複数の会社の査定や解決プランを、並べて検討できます。
所要時間は1分ほどです。大阪市で対応している会社が、物件の条件に合わせた提案を届けます。
物件の状況と希望を書き添え、返ってきた提案を、条件ごとに並べて見比べましょう。
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