中野区の空き家売却におすすめの業者4選|選び方やコツも解説
- 更新日:2026.10.15
中野区に相続した実家や古いアパートがあり、「誰も住まなくなったけれど、売るか貸すか決められない」「古い家なので、そもそも売れるのか不安」と感じている方もいるのではないでしょうか。
中野区は、面積約15.6平方キロメートルの区内に住宅が密集した街です。JR中央線・総武線と東京メトロ東西線が通る中野駅周辺、丸ノ内線沿いの新中野・中野坂上、西武新宿線沿いの沼袋・野方・鷺ノ宮など、エリアによって街並みも購入層も異なります。前面道路の幅や敷地の形、建物の傷み方によっても、合う売却方法は変わります。
「少し時間をかけても高く売りたい」のか、「管理の負担を減らすために早めに手放したい」のかによっても、相談先の選び方は異なります。中野区では、建築士・宅地建物取引士・土地家屋調査士・司法書士などの団体による「土地建物無料相談会」も開かれているため、民間の不動産会社と使い分けることもできます。
そこで本記事では、中野区の空き家売却で比較候補にしたい4社を取り上げ、それぞれの特徴と向いている相談内容を紹介します。
各社の違いを見比べながら、ご自身が何を優先したいのかを整理するためにお役立てください。
中野区の空き家を売るときは、前面道路の幅と接道の状況、建物の築年数、売却と賃貸・活用のどれを優先するかを先に整理しておくと、会社ごとの提案を比べやすくなります。
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中野区の空き家売却におすすめの業者4選
気になる会社が見つかったら、次は実際の査定額と提案内容を比べてみましょう。
とはいえ、1社ずつ探して同じ内容を伝えるのは、思った以上に時間のかかる作業です。
また、1社の査定だけでは、その金額や売却期間が物件の条件に合っているのか、判断しにくいこともあります。
そんなときは、空き家の一括査定・比較サイトを使うと、複数社の違いをまとめて確認できます。
タウンライフ空き家解決なら、かんたん1分の入力で、中野区に対応する複数の会社へ査定や解決プランを依頼できます。
売却価格だけでなく、貸す場合や活用する場合の提案も比べることで、ご希望に合う相談先を選びやすくなります。
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中野区のおすすめ売却業者①:リヴウェル株式会社(中野区不動産売却相談センター)
リヴウェルは、中野区本町に本社を置く不動産会社です。本社は東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅1番出口から徒歩1分の場所にあり、同社が運営する「中野区不動産売却相談センター」として、区内の不動産売却の相談を受け付けています。
相談センターの公式サイトでは、売却・購入・住み替えのほか、相続、買取、賃貸運用といった相談内容を案内しています。売却が決まっていない段階での相談にも応じるとしているため、方針を決める前に話を聞きたい方も問い合わせやすいでしょう。
会社としては、不動産の売買に加えて、賃貸管理や収益不動産の運用・資産の組み替えなども扱っています。
中野区の空き家売却で候補にする理由
中野区は賃貸住宅が多い街で、空き家として数えられる住宅の多くも賃貸用の住宅です。相続した戸建てやアパートを「売る」か「貸す」かで迷っている場合は、売買と賃貸管理の両方を扱う会社に、売却価格と想定賃料の両方を出してもらうと比べやすくなります。区内に拠点があるため、現地確認の日程も相談しやすいでしょう。
基本情報
どんな人におすすめか
- 区内に拠点がある会社に、売却の相談から始めたい人
- 売却と賃貸のどちらがよいか、価格と賃料を比べて決めたい人
- 本町・中央・弥生町など、丸ノ内線沿線の物件を相談したい人
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中野区のおすすめ売却業者②:殖産ベスト株式会社 中野店
殖産ベストの中野店は、JR中央線「中野」駅から徒歩5分の場所にある店舗です。同社は1990年に杉並区阿佐谷南で創業し、公式サイトでは吉祥寺・杉並・中野・三鷹エリアを中心に、不動産の売買・仲介・賃貸の情報を発信しています。
売却のページでは、相続・離婚・税金・境界トラブルなどの悩みに「窓口ひとつ」で対応すると案内しています。顧問の税理士法人・弁護士法人もおり、法務・税務の確認を進めながら売却の準備ができるのが特徴です。
購入希望の会員は58,000組を超えているとしており、中央線沿線で住まいを探す人に物件情報を届けやすい体制を整えています。
中野区の空き家売却で候補にする理由
中野駅周辺では再開発が進み、街の様子も変わりつつあります。駅に近い店舗で、地域の購入希望者の動きを踏まえた査定を受けたい方に向いた候補です。区の調査で空き家になった理由として最も多かったのは相続でした。相続登記や境界確定が済んでいない場合は、その期間と費用もあわせて確認しておきましょう。
基本情報
どんな人におすすめか
- 中野駅周辺や中央線沿線の物件を仲介で売りたい人
- 相続や境界の問題も含めて、一つの窓口で相談したい人
- 購入希望者の会員が多い会社に販売を任せたい人
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中野区のおすすめ売却業者③:横山保全株式会社(ココミンカ)
横山保全は、1936年に設立された中野区鷺宮の会社です。空き家活用ブランド「ココミンカ」を運営し、古民家シェアハウスなど、空き家を再生して活用する事業を手がけています。同社が手がけた古民家シェアハウス「仲な家」の写真は、2026年版の家庭科の教科書にも掲載されました。
「FreeNovation」では、リノベーションの費用負担から賃貸運用までを同社が手がけ、オーナーが費用を負担することなく空き家を再生する仕組みを案内しています。民泊やホテルに転用できる物件の借上げ・買取も行っており、買取の対象は東京23区内で最寄り駅から徒歩5分圏内の物件(土地は80㎡以上)などの条件があります。
中野区の空き家売却で候補にする理由
区の調査では、空き家の7割以上が「現在でも住める」または「一部修繕すれば住める」状態とされています。すぐに売却を決める前に、活用した場合の収入と売却価格を比べたい方にとって、相談先の一つになります。一般的な売却の仲介を中心とする会社ではないため、売却を前提とする場合は、ほかの不動産会社の査定とあわせて比べてください。電話番号は公式サイトに記載がないため、問い合わせはフォームから行いましょう。
基本情報
どんな人におすすめか
- 古い戸建てを、費用をかけずに活用できるか知りたい人
- 売却と活用(借上げ)の手取りを比べてから決めたい人
- 駅に近い物件で、民泊などへの転用も検討したい人
空き家のお悩みは
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中野区のおすすめ売却業者④:タカマツハウス不動産株式会社 東京北営業所
タカマツハウス不動産は、1980年の創業以来、都心・城南エリアを中心に事業を展開してきた髙松グループの不動産会社です。城北・城西エリアは東京北営業所が担当しており、新宿区・豊島区・板橋区・北区・荒川区・中野区・杉並区・練馬区を得意エリアとして案内しています。
公式サイトでは、不動産売買取引の累計成約実績を13,855件(2021年6月時点)としています。期日内に売れない場合は、同社の審査のうえで同社が買主となって直接購入する買取にも対応しています。
不用品の回収・処分や引越し代のサポート、登記手続きの代行サポートといった、売却に伴う手間や費用を減らすサービスも用意しています(利用には条件があります)。
中野区の空き家売却で候補にする理由
家財が残ったままの空き家を売る場合は、片付けの手間や費用が負担になりがちです。不用品の処分をサポートするサービスがあり、仲介と買取の両方を検討できる点が、比較候補にしやすいポイントです。営業所は台東区にあるため、現地調査の日程や、サービスの適用条件は問い合わせ時に確認してください。
基本情報
どんな人におすすめか
- 仲介で売り出し、期日内に売れなければ買取に切り替えたい人
- 家財の処分や登記手続きのサポートも受けたい人
- 成約実績の多い会社に、査定の根拠を聞いてみたい人
空き家のお悩みは
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中野区で空き家を売却する前に確認したい地域事情
中野区の空家等実態調査報告書によると、2023年住宅・土地統計調査での区の空き家率は12.1%です。e-Statの集計では、区内の住宅総数23万6,250戸に対して空き家は2万8,620戸で、そのうち2万4,690戸は賃貸用の空き家でした。共同住宅や賃貸住宅が多い中野区ならではの特徴といえます。
一方、区が2025年度に行った実態調査では、建物単位で987棟の空き家が確認され、2016年度の調査(852棟)から約16%増えました。そのうち46.8%は管理不全空家等のレベル、11.0%は特定空家等のレベルと判定されています。空き家の期間が長くなるほど建物の傷みは進むため、早めに査定を受け、所有物件の状態を個別に見てもらいましょう。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年住宅・土地統計調査」
空き家が増えている地区は区の北西部に広がっている
同じ調査では、空き家の棟数は若宮(113棟)が最も多く、野方(76棟)、上高田(72棟)、中野・南台(各67棟)と続きました。空き家率では若宮(3.24%)、白鷺(2.53%)、沼袋(1.95%)、上鷺宮(1.86%)が高く、区の北西部に空き家率の高い地区が比較的多くなっています。前回の調査では南台・弥生町など区の南部に多い傾向でしたが、今回は区全体に空き家の多い地域が広がっていると分析されています。
西武新宿線沿線では、中井~野方間で連続立体交差事業も進んでいます。区全体の平均だけで判断せず、最寄り駅や用途地域、土地の形、接道状況が近い取引事例をもとに、査定理由を説明してもらいましょう。
幅員4m未満の道路に面した土地は、後退と建て替えの条件を確認する
区の調査では、空き家の約半数が幅員4m未満の道路に面しており、道路に接する間口が2m未満の空き家も54棟(5.5%)ありました。また、1981年(昭和56年)以前に建てられた建物が50.8%を占めています。
中野区では、建築基準法第42条第2項の道路に面した敷地で建築する場合、後退部分などについて生活道路の拡幅整備の協議を行います。後退用地の整備は原則として区が行いますが、2027年4月1日からは、区職員による道路中心線の簡易計測が終了し、測量会社や土地家屋調査士への依頼が必要になる予定です。売却前に道路種別や後退の要否を確認し、査定額への影響を説明してもらいましょう。
通路部分だけで道路に接する土地(旗竿地)は、間口の幅によって建て替えの可否や価格が変わります。形状による売却上の注意点は、旗竿地の特徴と売却のポイントでも紹介しています。
神田川・妙正寺川などの浸水リスクと木造住宅密集地域を確認する
中野区のハザードマップは、想定最大規模の降雨(1時間153mm、総雨量690mm)での河川の氾濫と、下水道管のつまりなどによる内水氾濫を合わせて示しています。区内には神田川・善福寺川・妙正寺川・江古田川が流れ、2005年9月4日の水害では妙正寺川・善福寺川で大きな被害がありました。
また、大和町や南台一・二丁目、平和の森公園周辺などには木造住宅が密集する地域があり、防災まちづくりが進められています。リスクや地域の計画があるだけで売却できないとは限りませんが、買主への説明や価格判断に関係する可能性があります。物件所在地の状況を確認し、売却活動での説明方法を不動産会社に相談してください。
中野区で失敗しない空き家売却業者の選び方|4つのポイント
空き家の売却では、有名な会社かどうかよりも、物件の条件に合った査定と売却方法を提案してくれるかが大切です。
相談先を比べるときは、以下の4点を確認してみてください。
- 物件がある地区の相場や、売買・賃貸の両方の需要に精通しているか
- 仲介・買取・賃貸・借上げなど複数の選択肢を比較できるか
- 狭い道路・旧耐震・残置物・相続など空き家固有の事情に対応できるか
- 売却価格と、貸す場合の賃料や費用の見通しを並べて説明できるか
失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス
失敗を防ぐために大切なのは、売却だけに絞らず、貸す・活用する場合の提案も含めて複数社を比べることです。
1社だけの査定で決めようとすると、提示された価格や想定期間が、所有物件にとって妥当か判断しにくいことがあります。
不動産には店頭商品のような「定価」がなく、会社ごとの評価基準や得意分野によって、査定額に差が出ることも珍しくありません。
区の所有者アンケートでは、空き家の利活用を「条件次第で希望する」を含めて7割近くが希望し、方法としては売却が最も多く挙がっています。売却価格だけでなく、修繕して貸した場合の収支や、活用事業者に任せた場合の条件も比べると、ご家族に合う選択肢が見えやすくなります。
区内に拠点がある会社、仲介で購入希望者を探す会社、活用や買取を得意とする会社など、特徴の異なる相談先を比べると、価格だけでは見えにくい違いも分かりやすくなります。
中野区の空き家売却に関するよくある質問
相続した中野区の実家を売るとき、3,000万円の特別控除は使えますか
要件を満たせば、相続した空き家を売ったときの譲渡所得から最大3,000万円(相続人が3人以上の場合は1人あたり2,000万円)を控除できる場合があります。確定申告に必要な「被相続人居住用家屋等確認書」は、中野区役所9階の住宅課住宅政策係で申請でき、郵送でも受け付けています。申請から発行までは1週間ほどかかるとされています。
相続した実家の片付けから売却までの進め方は、実家じまいの手順や費用もあわせてご覧ください。
売却ではなく、中野区の空き家を貸すことはできますか
建物の状態によっては、修繕して貸したり、活用事業者に借り上げてもらったりする方法もあります。区の調査では、空き家の7割以上が「現在でも住める」または「一部修繕すれば住める」状態と回答されていました。
ただし、貸す場合は修繕費や管理の手間がかかり、将来売却するときの条件も変わります。借上げの仕組みと注意点は、空き家の借り上げのすべてで詳しく紹介しています。売却価格と想定賃料の両方を不動産会社に出してもらい、比べてから判断しましょう。
中野区の土地建物無料相談会と不動産会社はどう使い分けますか
設計・施工・登記・売買など、何から手をつけるべきか分からない場合は、中野区の「土地建物無料相談会」が整理に役立ちます。東京都宅地建物取引業協会や東京司法書士会の支部など5団体が協力し、原則として月1回、木曜日に区役所で開かれています(事前予約制で、予約が優先されます)。一方、具体的な査定額や仲介・買取の提案を比べたい場合は、不動産会社への査定依頼が必要です。目的に応じて併用しましょう。
出典:中野区「土地建物無料相談会」空き家のお悩みは
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【まとめ】中野区の空き家売却はまず複数社への査定・相談から
中野区の空き家は、最寄り駅や沿線だけでなく、前面道路の幅や接道の間口、建物の築年数、川沿いの浸水リスクなどによっても、向いている売却方法が変わります。
だからこそ、中野区の地域事情と空き家売却の両方を踏まえ、査定の理由をわかりやすく説明できる会社を選ぶことが大切です。
同じ物件でも、会社によって得意な売却方法や購入層の想定は異なります。査定額だけで決めず、売却までの期間、片付けや修繕の費用、売る場合と貸す場合の違いも含めて比べてみましょう。
空き家の一括査定・比較サービスを利用しよう
「中野区に詳しい不動産会社を何社も探すのは大変…」
「売るか貸すか、どちらが得なのか比べられない…」
そんなときは、完全無料で使える「タウンライフ空き家解決」が便利です。複数の会社から売却査定や解決プランを取り寄せ、まとめて比較できます。
かんたん1分の入力で、中野区に対応する会社へ査定や解決プランを依頼できます。対応可能な会社や提案内容は、物件の所在地・種別・状態によって異なります。
まずは現在の状態と、「価格を優先したい」「できるだけ早く手放したい」といった希望を伝え、どのような売却方法が考えられるか、提案を見比べてみませんか。
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