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【北海道】空き家が売れないときは?売却相場・買取の違いと業者の選び方

  • 更新日:2026.09.24
【北海道】空き家が売れないときは?売却相場・買取の違いと業者の選び方

北海道にある実家や空き家を手放したいと思いながらも、「冬のあいだに建物が傷まないか心配」「遠くて何度も様子を見に行けない」「仲介に出しているのに話が進まない」と、なかなか一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

北海道の空き家を手放す方法は、仲介だけではありません。物件の状態やいつまでに手放したいかを伝え、仲介と買取の条件を比べてみると、ご自身に合う方法が見つけやすくなります。

また、北海道では雪や水道の凍結、冬の進入経路なども査定時に確認されます。気になる傷みがあっても、すぐに修繕や解体を決める必要はありません。費用をかける前に、まずは今の状態で売却できるか相談してみましょう。

この記事では、北海道の一戸建て売却相場の見方をはじめ、空き家が売れないときに見直したいことや、査定前に分かる範囲で整理しておきたい冬の管理状況をご紹介します。

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北海道の空き家は仲介と買取のどちらで手放す?

空き家を売る方法には、不動産会社に買主を探してもらう「仲介」と、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」があります。古い家だから買取、新しい家だから仲介と、築年数だけで決まるものではありません。

できるだけ価格を重視し、売却まで時間をかけられる方には仲介が向いています。一方、手放す時期や引渡しの条件を早めに決めたい方は、買取も一緒に比べてみるとよいでしょう。

方法 こんな方に向いている 査定時に確認すること
仲介売却 時間をかけて買主を探し、価格や条件を相談したい 売出価格の根拠、販売期間、冬の内覧対応、値直しの時期
直接買取 売却時期や引渡しの条件を早めに決めたい 買取価格の根拠、残置物・修繕の扱い、差し引かれる費用
解体後に土地を売却 建物を残す場合と更地にする場合を比べたい 解体費、土地の需要、固定資産税への影響、売却見込み
活用・管理を続ける すぐには手放さず、将来の利用も考えたい 管理費、冬季の点検方法、修繕費、収支の見込み

仲介と買取の違いをもう少し詳しく知りたい方は、空き家買取の仕組みと業者選びのポイントもあわせてご覧ください。

売るか、買い取ってもらうか迷っている段階でも大丈夫です。北海道の物件に合う提案を見比べてみませんか。

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北海道の空き家数と中古一戸建て売却相場

北海道には、どれくらいの空き家があるのでしょうか。総務省統計局の2023年調査によると、北海道の総住宅数は288万8,000戸。そのうち空き家は45万1,000戸で、空き家率は15.6%でした。

ただし、45万1,000戸のなかには、賃貸用・売却用の住宅や別荘なども含まれています。これらを除いた空き家率は5.6%です。45万1,000戸すべてが、長期間使われていない戸建て住宅というわけではありません。

※引用:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」

北海道の一戸建て売却相場は1,880万円

売却価格の目安も見てみましょう。SUUMOが最終掲載時の価格をもとに算出した2026年8月のデータでは、北海道の一戸建て売却価格相場は1,880万円です。建物面積の中央値は116㎡、土地面積は228㎡、築年数は33年でした。

ここで注意したいのは、1,880万円は実際の成約価格や、空き家の買取価格ではないということです。一般の中古一戸建ても含む掲載実績なので、北海道全体の大まかな目安としてご覧ください。

項目 北海道の一戸建て売却相場
売却価格相場 1,880万円
建物面積(中央値) 116㎡
土地面積(中央値) 228㎡
築年数(中央値) 33年
※2026年8月時点。SUUMOの最終掲載時価格をもとにした相場で、成約価格・空き家買取価格ではありません。 ※相場データ:SUUMO「北海道の一戸建て売却価格相場」

実際の価格は、市区町村や最寄り駅、道路との接し方、建物の傷み、給排水・暖房設備、冬に現地まで入れるかなどで変わります。そのため、北海道全体の相場に一定の割合を掛けても、個別の買取価格は分かりません。

北海道の空き家で査定前に確認したい冬の管理状況

北海道の空き家では、築年数だけでなく、これまでどのように冬を越してきたかも大切な情報になります。とはいえ、査定前にすべてを点検したり、直したりする必要はありません。分かる範囲で状況を整理し、気になる場所を担当者へ伝えましょう。

確認項目 分かる範囲で確認しておきたいこと
屋根・軒・外壁 積雪後の破損、雨漏り、雪庇・落雪対策、過去の修繕履歴
水道・給湯・ボイラー 水抜き(水落とし)の実施、凍結や漏水の履歴、現在の使用可否
暖房・断熱 暖房設備の種類と年式、断熱改修の有無、結露やカビの状況
除雪・進入経路 敷地と前面道路の除雪状況、冬季に車で近づけるか、駐車場所
室内・残置物 家財の量、貴重品の回収状況、撤去を誰が行うか
鍵・現地対応 鍵の保管者、担当者だけで現地確認できるか、写真・動画での報告可否
境界・土地条件 境界資料、私道や通行条件、農地・山林などが含まれるか

修繕や解体、家財の処分を先に契約せず、「今のまま売る場合」と「費用をかける場合」を比べてから決めることが、余計な出費を抑えるポイントです。

北海道の空き家査定前に確認したい屋根、水道、暖房、除雪、鍵のチェック項目

雪や設備の状況まで伝えたうえで、北海道の空き家に対応できる会社から提案を受けてみましょう。

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北海道の空き家が売れないときに見直す3つのこと

空き家を売りに出しても反響がないと、「もっと値下げしないと売れないのでは」と不安になりますよね。ただし、買い手が見つからない理由は価格だけとは限りません。値下げを決める前に、次の3点を見直してみましょう。

査定額と売出価格の根拠

査定額が高い会社を選んだからといって、必ずその金額で売れるわけではありません。「どの物件と比べたのか」「土地と建物をどう評価したのか」「修繕費や冬の管理状況をどう見込んだのか」を聞いてみると、会社ごとの金額の違いが見えやすくなります。

仲介の販売状況と買取への切り替え条件

すでに仲介を依頼している場合は、問い合わせや内覧が何件あったか、広告にはどのような写真が使われているか、冬の内覧に対応できるかを確認します。いつまで仲介を続けるのか、買取へ切り替えると条件がどう変わるのかも相談しておくと、次の判断がしやすくなります。

その地域と物件を扱える会社か

北海道は広いため、「北海道対応」と書かれていても、すべての市町村へ訪問できるとは限りません。戸建て空き家の取り扱い実績に加え、冬でも現地確認ができるか、道外の所有者とはどのように連絡を取るかまで聞いておきましょう。

価格や物件の状態など、売れない理由をもう少し詳しく整理したい方は、空き家が売れない理由と対処法も参考にしてみてください。

道央・道南・道北・道東で査定時に伝えたいこと

北海道全体の相場が分かっても、ご自身の空き家がいくらで売れるかまでは判断できません。査定を依頼するときは、市区町村名に加えて、建物や土地の状態も伝えましょう。札幌市内の物件なら、区名まで伝えるとやり取りがスムーズです。

地域区分 市町村の例 査定相談で伝えたいこと
道央 札幌市、小樽市、苫小牧市、千歳市など 札幌市は区名、最寄り駅・バス停、冬の道路・敷地への進入状況(排雪スペースの有無など)
道南 函館市、北斗市など 所在地、前面道路、建物の修繕履歴、遠方からの鍵の受け渡し
道北 旭川市、稚内市、名寄市、富良野市など 所在地、積雪期の管理、暖房・給湯設備、現地確認が可能な時期
道東 帯広市、釧路市、北見市、網走市など 所在地、土地・建物の広さ、冬季管理、付属する土地や建物の有無

もちろん、地域名だけで売れるかどうかが決まるわけではありません。同じ市内でも、前面道路や建物の状態、周辺の取引状況によって査定額は変わります。複数社を比べるときは、各社へ同じ情報を伝えることも大切です。

道外から北海道の空き家を売却するには?

道外に住んでいると、「売却のたびに北海道へ行かなければならないの?」と心配になるかもしれません。不動産会社に現地確認や内覧を任せられれば、北海道へ行く回数を減らせる場合があります。ただし、本人確認や売却意思の確認、登記に必要な手続きまで省略できるわけではありません。

  • 物件の所在地・名義・管理状況を整理する
  • 遠方所有であることを伝え、複数社へ査定を相談する
  • 鍵の受け渡しと現地確認の方法を決める
  • 仲介・買取の価格、費用、期間、対応範囲を比べる
  • 契約・本人確認・決済・引渡しの方法を担当者と確認する

物件のある場所へ行かずに進めることと、すべての手続きが非対面で済むことは別です。契約や登記をどこで、どのように行うのかは、不動産会社と担当の司法書士へ早めに相談しておきましょう。

鍵や必要書類の渡し方、現地へ行く回数が気になる方は、遠方の実家を売却する手順をまとめた記事も参考になります。

査定額を比べるときは金額以外もチェック

比較項目 比べるときのチェックポイント
査定の種類 仲介での売出提案価格か、会社が直接購入する買取価格か
価格の根拠 比較した事例、土地・建物の評価、修繕・再販費用の見込み
売却までの見込み 販売開始から見直しまでの期間、買取可能時期、冬季の対応
売主側の費用 仲介手数料、登記・測量、残置物、解体など、必要になる可能性がある費用
現地対応 査定・内覧・鍵管理・写真報告をどこまで任せられるか
契約条件 引渡し時の状態、設備や不具合の扱い、契約解除条件

査定額の見方や依頼先を選ぶポイントを詳しく知りたい方は、空き家査定の方法と業者選びのポイントもあわせてご覧ください。

査定額だけでなく、「いつ売れるか」「どの状態で引き渡すか」「費用を引いていくら残るか」まで比べると、納得できる会社を選びやすくなります。

北海道の空き家売却・買取に関するよくある質問

Q. 北海道の空き家は雪が積もっていても査定できますか?

A. 雪が積もっている時期でも、査定の相談はできます。ただし、屋根や外まわり、土地の境界など、雪で確認しにくい場所もあります。まず机上査定を行い、雪解け後に現地を確認するなど、進め方は会社によってさまざまです。提示された金額が、どこまで確認したうえでのものか聞いておきましょう。

Q. 古くて傷みのある空き家でも買取を相談できますか?

A. 古くて傷みのある空き家でも、査定を相談できる場合があります。ただし、対応できる築年数や地域、建物の状態は会社によって異なります。「古いから売れない」と決めつける前に、仲介と買取の両方を相談できるか、今の状態で査定してもらえるかを確認してみましょう。

Q. 道外に住んでいても北海道へ行かずに売却できますか?

A. 現地確認や内覧を不動産会社に任せ、書類を郵送でやり取りすることで、北海道へ行く回数を減らせる場合があります。本人確認や契約、登記の進め方は取引によって異なるため、最初の相談時に「現地へ行ける回数」と「行ける時期」を伝えておくと安心です。

Q. 家財が残っている空き家でも査定できますか?

A. 家財が残っていても、査定を受けられる場合があります。ただし、家財を売主が片付けるのか、そのまま引き渡せるのか、撤去費用が査定額にどう反映されるのかは会社によって異なります。貴重品や必要書類だけは、査定前にできる範囲で分けておきましょう。

Q. 売却前にリフォームや解体をした方がよいですか?

A. 売却前に、必ずリフォームや解体をしなければならないわけではありません。工事費を売却価格で回収できるか、建物を残したほうが買い手を探しやすいかは、物件によって変わります。まずは今の状態で査定を受け、そのまま売る場合、修繕する場合、解体する場合を比べてから決めましょう。

Q. 売却前にリフォームや解体をした方がよいですか?

A. 売却前に、必ずリフォームや解体をしなければならないわけではありません。工事費を売却価格で回収できるか、建物を残したほうが買い手を探しやすいかは、物件によって変わります。まずは今の状態で査定を受け、そのまま売る場合、修繕する場合、解体する場合を比べてから決めましょう。
解体も検討している方は、空き家の解体費用と補助金の基礎知識も参考にしてみてください。

Q. 北海道の空き家は冬まで待ってから売るべきですか?

A. 「雪解けを待ったほうが売りやすい」とは一概にいえません。冬は確認しにくい場所がある一方で、待っているあいだも管理費や除雪の負担は続きます。売却を考え始めたら一度相談し、いつ現地を確認するか、いつから売り出すかを不動産会社と決めていきましょう。

まとめ|冬の負担が増える前に売却・買取の条件を比べよう

北海道の空き家を手放すときは、仲介と買取の違いに加え、雪や水道、暖房設備、除雪、遠方からの管理まで含めて考える必要があります。北海道全体の相場だけで判断せず、市区町村や物件の状態を伝えて査定を受けましょう。

「仲介と買取のどちらがよいか分からない」「解体したほうがよいのか迷っている」という段階でも相談できます。いくつかの提案を見比べることで、ご家族が納得できる進め方を考えやすくなります。

修繕や冬の管理に費用をかける前に、北海道の物件に対応できる会社へ、今の状態で何ができるか相談してみてください。

空き家のお悩みは
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